2016.02.29 14:55仮に戦で散ったとしても現代社会で死ぬことはない昨日、いわゆる「いとこおじ」にあたる親戚が営むお寿司屋さんで、両親, 祖母, 私 の4名でお寿司を頂いてきました。このお寿司屋さんにはストーリーがありまして、僕が就活時代、勝手にセーフティーネットとしたことがあります。どんな話かというと、大学デビューに失敗し、仕事では絶対に滑らないぞ、という不退転の決意を決め就職活動に挑んだ私は、情報を様々なソースからかき集めた結果、(今思うと本当に青二才が何言ってるんだという感じですが)「日本には殆ど行きたい会社が無い」ということに気付きました。そして、とても行きたい会社が1社、加えて、働いてみたいと思える会社が2社の、合計3社しか行きたい会社が見つかりませんでした。周りを見渡せば、10社も20社も受けるのが普通だと...
2016.02.26 14:55社会人1年目と5年目で異なる点はリズム感にあるスポーツジムに通い出し、体を鍛えることを習慣づけてからはや3年強。社会人1年目の時には自分の体と精神の疲れとどうやって向き合っていいかわからず、様々な方法を模索していた気がします。アロママッサージに行ってみたり、朝まで踊ってみたりと、今思えばものすごくトライ・アンド・エラーを繰り返していたなぁ、という感傷に浸れるレベルで苦しんでいたことを思い出します。現在ジムは再開しようと検討中ですが、体を動かすという適度な運動と、質の高い睡眠、たんぱく質中心の規則正しい食事に、サウナと水風呂。この4点をうまく回していくことによって、仕事と休息のリズムが出来ることに気付きました。24時間のうち、18時間は頭を使っていたとして、残りの時間でいかに自分の体と脳を休める状態...
2016.02.25 14:55自分の歩んできた道程は死ぬ時にはじめて分かる2015年4月9日。一人、有給を取って、お台場の会議室を借りて、こもり、人生について考えました。僕はあの日、何をしようとしていたか。死に方を定義しようとしたのです。その時のメモが、以下です。2015/04/09 14:37スタート。 19時終了予定。■オフサイトMTGで決めたい事項- 人生の優先順位- 現在のボトルネックはなにか- 自らの人生の終え方- 自らの半期の過ごし方- 自らの成果の定義 - 睡眠時間の捻出方法 - 各投資先のKPIと戦略こんなことを一人、海沿いの会議室で考え詰めるというくらいですから、シンプルに言うと、当時は睡眠が足りてなかったんでしょうね(笑)。半日間、篭って考えた結果、僕は自分以外の誰か、つまり他者によって、生き...
2016.02.24 14:55勝利への確信を失った将軍は戦に出るべきではない「諦めたらそこで試合終了だよ」という、有名な言葉。日本人なら、非常に多くの方が知っているはずです。しかし、知っているのと実行できるのとの間には、東京とロンドンくらいの距離があります。僕が貴重な青春の時間を投下したラグビーは、試合前のウォーミングアップで監督が見ていたポイントが一つだけありました。それは、「勝負に向かうための表情になっているか」ただ、この1点のみです。試合前に何かのパラメータが劇的に上がったりすることはありませんし、昨日出来なかったことがいきなり今日、出来るようになることはありません。しかし、勝負に向かう為の表情は、ウォーミングアップ中に創ることができます。これを創ることができなければ、試合では怪我をしてしまいます。チームが敗北する確率が...
2016.02.23 14:55問題解決能力が最も重要だという仮説先日、オデッセイという映画を見てきました。2時間半の大作なのですが、時間を投資してでも見る価値があると思い、4年ぶりに映画館で映画を見てきました。内容を一言で言うと、火星に1人取り残されてしまった宇宙飛行士役のマット・デイモンが、残っている食糧や助けが来る迄の日数を確認し、どのようにすれば生きて地球に帰れるか考え、問題を解決していく映画です。映画で起きる感動的なシーンではだいたい泣いてしまう私ですが、本作に関しては4回、泣きました。何故かと言うと、主人公の問題に対する姿勢に胸を射たれたからです。映画ですから、人間によって仕組まれたシナリオです。次々と、常人であれば1秒で諦めるレベルの困難が主人公に襲いかかります。それでも、マット・デイモンは問題を解決し...
2016.02.22 14:55今、電話大丈夫ですか?が不要な世界先日ブログに登場した、前職同期で現在起業準備中の友人に電話を掛けました。内容はとある人物の紹介依頼だったのですが、いつもの癖で「今、電話大丈夫?」と聞いてしまい、電話を切ったあと、最初の10秒間を無駄にしてしまったな、と後悔しました。関係性にもよりますが、電話に出ている以上、少なくとも30秒ほどは相手に時間を割くという判断をしているはずであり、その間に要件を伝えきれる内容であれば、最初の断りは不要なのではないかと感じました。我が社では、社内でかける電話については、「今、電話大丈夫ですか」という問いを禁じています。理由は前述した内容からです。相手の時間を強制的に奪う電話というツールは、上手く使えば場所を超えたコミュニケーションが可能になりますが、トラブル...
2016.02.19 14:55鯖南青山の美味しい店にランチへ行きました。過去、食べたことのないレベルの鯖が出てきて大変満足しました。お店の中の空間が贅沢に使われており、全体として和のテイストを保ちつつ席間は適度な距離が保たれており、お客様の年齢層も高めで、とても落ち着いてランチを頂くことができました。先日、会社の空気についての話をしましたが、人々が過ごす空間によって、空気や精神状態に影響を及ぼす事ができます。人間はとても感受性が高く適応能力に優れた動物なので、晒されている空間がどのような場所なのかによって、変化が出るのだと思います。人はどれだけ自分の精神を整えていったとしても、環境や空間によって大きく影響を受けてしまう。そんな事を感じたランチでした。
2016.02.18 14:55体重2015年12月31日から開始した体重増量キャンペーンですが、初速のもたついてしまった困難を乗り越え、体重が増加傾向に転じてきました。体重増量キャンペーン以前は2015年6月頃まで半年ほど続けていた糖質制限食の影響で全く太れない体質になっていたのですが、半年の期間を経て、やっと成果が出始めてきました。何かを変えるには、ひたすらやり続けるしかありません。やり続けて、すぐに結果は出ず、いつしか目に見えるような成果になって返って来ます。昨日の話にも共通しますが、良い跳ね返りもあれば、悪い跳ね返りもあります。ツケには、良いものと悪いもの両方があるのです。自分の人生ですから、後悔の無いよう、運の利益率を最大化していきたいものです。
2016.02.17 14:55連続性先日ランニングしていた時に、自分は連続性の中で生きている、と感じました。走る, 鍛える, 働く 。何かを連続していって1日が終わっていきます。重要なのは、その連続性に対して自分で納得できているかという点と、自分から主体的に連続性を創り出せているかという点、最後に、その連続性が正のベクトルに向いているか、という3点に帰結すると思いました。今の私の仕事は新規事業の立ち上げなのですが、当然、お得意様も居なければ我々のことを知る方も殆どいらっしゃらないのが現状です。となると、何も動かない場合、何も起きないということになります。電話しなければ、メールしなければ、何も発生せずに1年が経過します。これは非常に恐ろしいことで、何の連続性も無い場所に居る、ということなの...
2016.02.16 14:55銀座久しぶりに銀座で時間が空いたので、LAOXや三越などインバウンドの需要が高まっているとされている店舗へ行ってきました。店員は日本人の方が少なく、特にLAOXは100%インバウンド向けの商品ラインナップになっていました。釣具や中古ブランドバッグ、食料品やサプリメントなども揃っており、家電量販店のイメージとは全く異なる様相を呈していました。中に入ると、ガイドらしき方と、店員(LAOX)、販売員(メーカー)がしきりに情報交換をしていました。叡智はここに詰まっています。三越の前には「ここにバスを停めないでください」という看板を持った警備員が立っていらっしゃり、大型バスが停車しようとするのを防いでいました。バスの運転手はどうするのかな?と思い観察していると、50...
2016.02.15 14:55空気※本日より、更新時間を21時00分から23時55分へと変更しています。理由は、本ブログの持続可能性を高めるためです。笑本日は全社の四半期報告会が行われました。四半期が終わった後に、業績のリリースと戦略、ロードマップの確認などを行う会議です。半日を費やし、四半期MVPの投票や役員からのスピーチ、締め会などを行います。これまで様々な会社を見てきましたが、会社内に漂う空気感は、各会社ごとに大きく異なっています。そして、その空気がどこから来ているかといえば、全ては経営者を筆頭とする経営陣が発信源となって醸し出しているものです。業績の高い, 低い というのは空気感に対して影響は与えるものの、外部要因に過ぎず、結局は内部に漂う雰囲気が空気となっていきます。社内の空...
2016.02.12 12:00蟹手で蟹を食べるお店に行きました。お皿が無く、テーブルに紙を敷いて、まずサラダから手で食べていきます。食器とカトラリーが存在しないお店で、唯一あるのは蟹の殻を砕くハサミのみ。洗い物がほとんど発生しないイノベーションです。店内はHOOTERSのような異様な空気感でしたが、来店客の8割は女性。通常、手で食べることに抵抗がありそうな女性達がとても楽しそうに食事をされていました。食事というのは「口を開ける行為」なので、自分自身を開示し、打ち解ける効果があります。更に、手を使って食べる、となると、気を使っているどころではなく、野生に返ってご飯を楽しむ、というスタイルになります。心の羞恥心が排除され、お互いのマインドが開放されていく効果があると感じました。男子メンバ...