手で蟹を食べるお店に行きました。お皿が無く、テーブルに紙を敷いて、まずサラダから手で食べていきます。食器とカトラリーが存在しないお店で、唯一あるのは蟹の殻を砕くハサミのみ。洗い物がほとんど発生しないイノベーションです。店内はHOOTERSのような異様な空気感でしたが、来店客の8割は女性。通常、手で食べることに抵抗がありそうな女性達がとても楽しそうに食事をされていました。食事というのは「口を開ける行為」なので、自分自身を開示し、打ち解ける効果があります。更に、手を使って食べる、となると、気を使っているどころではなく、野生に返ってご飯を楽しむ、というスタイルになります。心の羞恥心が排除され、お互いのマインドが開放されていく効果があると感じました。男子メンバーとは仕事終わりにサウナへ行って仕事の話をするのですが、それよりも効果が顕著であり、新しい感覚で驚きました。
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