2016.11.30 14:55何かを始めるのに遅すぎるということはない同僚が初の海外旅行に旅立ちました。渡航先は、僕が敬愛してやまない国、ベトナムです。ベトナムは2009年3月が一番最初だったかと思いますが、私が学生生活を送った2007年4月〜2011年3月迄の4年間で3度訪問し、学生時代に唯一リピートした海外国となりました。ベトナムを愛した理由は様々ありますが、当時建築家を目指していた自分に、ビジネスの世界へと舵を切り替えさせるだけのパワーがベトナムにはありました。3度の訪問の度にめまぐるしく変わる景色。日本よりも遥かに整備されたWiFi環境。オンラインゲームを楽しむ若者。2009年〜2010年はまだiPhoneの普及前で廉価なAndroid端末やMP3プレイヤーを持ち歩いている人が多く見かけました。しかし当時から圧倒...
2016.11.29 14:55虚構が真実を飲み込む社会とあるメディアサービスが議論を呼んでいます。無断でコピペしているのか、それとも事前に了承をとっているのか、という大前提はあるものの、次に来る論点としては「様々なサイトから情報をつなぎ合わせて見やすくしているという価値を提供しているように見えて、実はごった煮の曖昧情報を提供していること」についてのアリかナシかという話なのではないかと個人的に整理しています。上場企業がやっていいのか?というモラルの問題もひとまず脇に置いて考えてみると、今世界で起きていると思われる、面白いバイアスが浮かび上がってきました。それは、「インターネットに載っている情報は全て正しい」「インターネットで調べれば、全部わかる」という、期待感です。「POST TRUTH」という言葉に代表さ...
2016.11.28 14:55問題が連続して起きる時今週は様々な問題が連続的に発生しまくるという極めて稀な週の開始となりました。問題が連続して起きる時は、課題が顕在化し、問題を解決する必要に迫られる、とポジティブに捉えています。抱え込む問題が沢山たまってくると脳内がスタックしがちですが、そもそも発生している問題たちは、過去の自分が未来の自分に対して投げた砲丸が地上に落ちてきただけであり、それを拾ってしまうか、また未来に向かって投げるか、それとも放置するかによって、未来の自分自身が直面する状況が変わります。そんなわけで、ひたすら砲丸を拾い続けるというエキサイティングな1週間になりそうです。
2016.11.25 14:55音楽のある世界音楽プロ200人が選ぶ本当に歌が上手いランキングNo.1 というのを見ました。1位は玉置浩二さん、2位が久保田利伸さんというランキングでした。玉置浩二さんの歌は「ワインレッドの心」しか存じ上げなかったので様々な作品をお聞きしましたが、ランキングになるほど、と思う部分がありました。それは「表現の幅」でした。プロとして活動されている歌手の皆様は、当然全員が非凡なレベルまで歌唱力を研ぎ澄ましておられるのですが、玉置浩二さんの場合、表現の幅が異常に広いということを感じました。久保田利伸さんも様々な歌手と一緒に歌われている曲を聴いていると、その表現の幅が広いことが分かります。歌が上手い、というのは何に起因しているのか不明確でしたが、その理由が分かりました。一方で...
2016.11.24 14:55とがったコンセプト本日散髪に行ってきたのですが、先月に引き続き、またしても面白い情報を教えていただいてしまいました。少し話は逸れますが、私が行っているのは新宿の職場近くに在る Savian Hair Gallery という美容室で、私を切っていただいている担当さんは丸山さんという方です。この丸山さんという方が大変博識な方でして、同い年ということもあり様々なことをいつも教えていただいています。先月は、髪型に関するトレンドとして「刈り上げxフロント長め」という潮流について教えていただいたのですが、今月は、「2極化するメンズヘアカットの潮流」について教えていただきました。1つめの勢力は、バーバースタイル。バーバーの名の通り、床屋で行われていた刈り上げを中心に無骨でオールドスク...
2016.11.22 14:55360°評価システム当社では、役職者が現場のメンバーを評価するという一方向の評価だけでなく、現場のメンバーが所属しているチームの役職者 ”も” 評価するという、360°(双方向)の評価システムを採用しています。360°評価の評価基準は社内で統一された基準を用いており、その項目にそって全ての評価が決められています。そんなシステムを施行しているのですが、本日twitterで面白いつぶやきを拝見しました。社員と会社の間に起こる見えない評価ここでは部下と上司という表現を使っていますが、あまり僕個人としてはこの部下と個人というワードが好きではなく、なるべく避けるようにしています。なぜならば、誰からも学ぶことがあり、ただ役割が異なり指揮命令系統が敷かれているだけであって、世界の中では...
2016.11.21 14:55誰よりも詳しくなることシンガポールに出張している同僚から、質問をいただきました。今後どのように市場を開拓していけば良いか、という内容でした。私はこれまで経験上、新たなアプローチを市場にしていきたいと思った時、「その市場について誰よりも詳しくなること」が一つの勝利の方程式であると感じています。たとえばシンガポールの訪日旅行市場なら、その市場について誰よりも詳しくなること。この「詳しくなる」という能力は面白いもので、身につけておくと、どのような業界でも転用をすることが出来ます。これをキャッチアップ能力と呼んでいますが、キャッチアップ能力が高ければ高いほど、様々な物事について学ぶスピードが早くなり、結果として人生は豊かになると感じます。キャッチアップ能力を高め、豊かな人生を送って...
2016.11.18 14:55訪日観光マーケットの変化2014年〜2016年と、私の部署が訪日観光されるお客様を対象としたインバウンドマーケティング事業を開始して3年が経とうとしています。あまりにも早い速度で変化するこの市場では、3年間という短い期間でも劇的な変化がありました。インバウンドマーケティングは、現状把握のニーズから効果検証へとこの3年で一気に変化を見せたと感じています。インターネット広告の評価指標がリーチ数から獲得パフォーマンスへと変化していったように、本来取得が難しいはずのインバウンドマーケティングに関しても、ROIをいかにして取っていくか、という観点の重要性が飛躍的に高まっていると感じます。同時に、購買意思決定の最後の後押しをするための「ラストワンマイル」をいかに埋めるか?という点で、バス...
2016.11.17 14:55位置エネルギーの損益インパクト前職時代、社会には物理学と同様、位置エネルギーという概念があると教わりました。位置エネルギーは、言い換えれば「維持コスト」です。・位置エネルギーが上がる例会社の業績が拡大して、増員, 増床, 移転 を行った新規サービスや設備などに投資を行った・位置エネルギーが下がる例レイオフの実施、オフィスの縮小事業範囲の縮小、生産性が低い既存事業の撤退 経営における位置エネルギーは上記です。これと近しいもので、日常生活における位置エネルギーというのも存在しています。生活水準を上げる例は、今よりも家賃が高い住居への引っ越しや、食材を買うお店をスーパーから百貨店にする、などです。個人においてはケースバイケースですが、会社においては、位置エネルギーが上がっていく...
2016.11.16 14:55メンタルを鍛える方法昨日は四半期に一度の本社会議でした。会議終了後の懇親会で、メンタルを強くしたいがどのようにすればよいか?という議論になりました。その場では持論を上手くお伝えすることができなかったため、改めて考えを纏めていきたいと思います。まず「メンタル」を「精神力」として定義します。メンタルを強くしたい、と言うのは、精神力を強くしたい、という主張であると整理します。精神力というのは、僕の中では2つの前提があります。1. 反復練習によるトレーニング(機能の強化)が可能2. 一度崩壊すると回復までにかなりの時間を要する1. については、筋肉に近い概念だと捉えています。精神にダメージを受けるような修羅場を乗り越えたことや、様々な局面に対応してきた経験によって精神が強くなると...
2016.11.14 14:55クリエイティブなアイデアを産み出す方法クリエイティブなアイデアは、誰かを幸せにしたいと思った時に産まれるそうです。人間は、自分自身の利益の追求の延長や理性から積み上げた論理的なアプローチではなく、感情で誰かを助けたいと思うような非論理的、感情的なカルマを持った時にパフォーマンスが最大化されるそうです。これは非常に摩訶不思議な考え方であり、ロジックの整合性が取れているものほど説得がしやすいと考えている私からすると、根本からその前提を覆すような法則でした。一方で、自分の利益ではなく、誰かの利益を考えた行動が人の気持ちを動かし、感動を生むということは、自分の感覚が知っています。実はビジネスにおいてもこの法則が成り立つようです。そもそも人間とは、地球上に存在している生物の中でも特に知恵とチームワー...
2016.11.11 14:55霊性心先日、鹿児島へ行き、とある教授の講話をお聞きしてきました。奥教授の講話は3時間にも及ぶ内容だったのですが、いはく、心には3つのカテゴリが存在しているそうです。1. 理性2. 本能3. 霊性(良心)この霊性(良心)は誰もが心に宿しているものであり、クリエイティブなアイデアや、誰かの問題を解決するキーとなるのは、理性ではなく、霊性(良心)であるということを述べておられました。この霊性(良心)について、講義が終わった後、深く検討, 整理 を重ね、自分なりに至った仮説があります。それは、人生において、家族, 学校の先生, 仲間, 恋人などから与えられてきた「愛」が、霊性(良心)の秘められたパラメーターとして活動しているのではないか、という仮説です。特に人格が形...