ミッションステートメント2020

2015年4月9日以来のLong-ThinkDayを実施することが出来ました。もともとは熱海のほうで実施する予定だったのですが、悪寒がして出発直前に再度調査したところ、メインとして考えていた合宿地がまさかの休館日(!)だったため、熱海は別の機会に行くこととし、オフィス内の景色が素晴らしい場所を占有させていただき、実施することしました。

途中休憩もはさみつつのみっちり6時間ほど向き合う時間を設けることができ、4年9ヶ月ぶり2回目のThinkDayを終える事ができました。昨日のエントリで書いた「7つの習慣」を読む前に、時間についての考えを見直す機会が昨年末にあり、クリスマスくらいの頃からタイムスケジュールを1時間毎に記載してまとめ、毎日ファイリングするというトライアルを開始していたため、ちょうど良いと思って「7つの習慣」をベースとした手帳を導入しました。恥ずかしながら手帳は1年続いたことがなく、3ヶ月くらいすると全く書かなくなるというサイクルを持っている私ですが、今回はどのような展開を遂げるのか、非常に楽しみではあります。

本日のLong-Thinkの章立ては以下のような内容でした。

  1. 4年間の振り返りと差分抽出
  2. ミッションステートメントの制定
  3. 1,000人組織を教育し文化醸成するアイデアと方法
  4. 現在取り組んでいるプロジェクトの全シナリオ網羅
  5. 個人資産の作り方、目標設定、使い方、働き方、要/不要の定義

この中で一番、やっていて面白かったのは 1. 4年間の振り返りと差分抽出 でした。

考えるのに最も体力を使ったのは 2.ミッションステートメントの制定 でした。

2. の過程で、何が自分にとって楽しい仕事で、何が存在意義で、何が嫌と感じているのかの価値基準が整理できたのは非常に有意義でした。

自分の人生の終え方という項を考えていた際に、4年9ヶ月で大きく価値観が変化していることにも驚きました。より具体的で、ストーリーになっていました。たしかに思い出せる範囲では、当時は相当な刹那的な思い詰め方をしていましたので、無理もないことなのかもしれません。大阪に行くか、樹海に行って死ぬかという2択でした。自分の人生を考え抜く中で涙が止まらなかった夜もありました。自分はなぜ、どこで道を誤ってしまったんだろうかと、答えのない自問を繰り返していた日々でした。

今の自分にとって、最も大切なもの。それは「主体的に選択をしたと、100%納得していること」「未来の実現を早めるアクションをしていると革新できること」「家族の幸せと自分の最期に対して誠実で在ること」だと定義しました。退任と辞任の違いを調べていてとても面白かったのは、そこに「自分の意志」が存在しているかどうか、でした。日本語表現として、退任させられる ことと、辞任する ことは違う意味のようです。常に主体的に行動することで、全ての運命を受け入れることができるような状態を理想形として、追い求めて行きたいと思います。