人生で初めての入社式は、目が血走っていた

第10期が開幕しました。今期、と言っていた言葉を「昨期」に直したりと、期が変わったことを強く意識しました。街中には希望を胸に抱いた新社会人で溢れています。5月頃になるとどこかに散らばっていくのか、新社会人の姿を見なくなるのですが、特に4月1日からの数週間は異様な光景が広がります。さて、入社式ですが、僕にとってはまったくフレッシュなものではありませんでした。学生時代にインターンしていた会社の最終出社日が3月31日で、所属していたチームはエイプリルフールネタの仕込みで徹夜をしていました。私もインターンの成果の集大成をまとめて上長に報告するという業務があったため、朝の6時頃まで資料を作成し、それを上長に報告して卒業し、そのまま入社式に向かう、という1日でした。同期入社100名の中で、最も調子に乗っていたため、そこから暗黒時代に突入するのですが、兎に角目が血走っていたのは記憶に残っています。イチロー選手がとあるインタビューで、「遠回りには意味がある」と言っていましたが、こんなにも遠回りするとは思っておらず、強い焦燥感が常に自分の中にありました。今となっては、それも良い思い出です。新社会人の皆さんも、後悔の無い人生を。