友人の転職相談に乗っている時に、何を重きにおいて転職していくか、という基本的な軸の確認を行いました。確定されている年収や、ストックオプション、得られる経験や今後のキャリアアップ等、様々な観点から検証して自分なりの結論を出したのですが、その時に相談に乗っていた方のビジョンには、楽したいとか稼ぎたいとかではなく、社会に対してインパクトを与えられるような仕事がしたい、という軸があることに気づきました。
僕も、とにかく何でもいいから大金を稼ぐというよりは、誰かを幸せにするか、何か問題を解決したいという気持ちがあり、社会に対して影響を与えられるような人間になりたいという軸の元で行動しています。
社会に対する影響というのは、当然ながら自己ではなく他者に対する感情の動きなので、いつからそう思うに至ったのか?というのがとても気になりました。僕はといえば、大学3年の頃にベトナムへ旅行に行き、ベンチャー投資をしていた益子さんに会ったことがきっかけで、社会に対して与えるインパクトについて考え始めたと記憶しています。それ以来、自分自身の選択肢を広げるために自分自身の能力を高めたいという思いをもっており、前述したように手段を選ばない、という形にはなっていません。これは面白い価値観の変遷なので、引き続き考えていきたいと思います。
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