今日から5日間の研修プログラムに参加しています。社の歴史や理念について多くの時間が割かれており、人数が増えても文化の濃度を均一に保つための工夫と、同時に難しさを実感しました。これまでは入社時キャッチアップの仕組み化について上手く具体化できている例を見たことがなく、(というのも現場の仕事に手一杯になってしまいそこまでリソースを回そうという気にならない)結果的に組織がスケーラブルではない、という状態しか見たことがありませんでした。その結果のツケは2−3年後に回ってくることになり、事態が発生した場合、現場の手を止めて消化に奔走するという、極めて負の時間帯が多くなります。
コミュニケーションについての話で、以前の職場で出会った大先輩から頂いた言葉の中に、今でも大切にしているフレーズがあります。 ”コミュニケーションが相手に理解されるかされないかは、自分次第。” 即ち、「なぜ理解されないんだ?」というのは全くの検討違いで、コミュニケーションは発信者が全ての責任を負っているということ。「なぜ言ったことをちゃんとやってくれないのか」ではなく、「どうやって言えば出来そうか」という発想になれば、向こう10年は楽しく仕事が出来るよ、という教えを思い出しました。
0コメント