人徳

人の信頼というのは一朝一夕で築かれるものではなく、一方で崩壊するときは早かったりするということが一般的解釈かと思います。過去私が経験してきた社会人生活は5年弱と大変短いものでしたが、人生のうち約40年間働くと仮定した場合8分の1、全体の12%ほどを経過した試算になります。まだまだ序章ですね。

信頼の広がりというのは加速度的に大きくなっていくものだと考えています。しかしながら、業種によって自分が触れ合う人数の大小はさまざまです。過去の5年間を紐解いてみると、前半戦は社内のコンサルタント期間が多かったのに対し、後半戦は社外で新しいステークホルダーを作り出す仕事でしたので、私にとっての「広がり」は後半戦に集中しています。

狭い業界内ではユニークな専門性を武器に戦っていく、広い業界内では信頼関係のある人脈を築いて戦っていく、というのがそれぞれの定石のような気がしますが、どちらも人徳が最重要であることには変わらない気がします。気力・体力・胆力をすべて充実させ、良い師走のスタートを切っていきたいと思います。