難しいから面白い

今年5月頃から「釣り」という趣味の自分の中での熱量が飛躍的に向上してきております。この釣りというものは、「難しいから面白い」という人生のテーマを繰り返し思い出させてくれるものとなっており、諸行無常感を常々感じさせてくれる稀有な趣味だと感じています。


大阪ではいわゆる河川、汽水域からシーバス(鱸)およびチヌ(黒鯛)を狙いに行くのですが、3回ほど魚体を拝んだものの、全て確保には至らず、足元で逃げられております。この難しさが、逆に私を駆り立て、夜な夜な釣りに向かわせるのだと思います。非常に面白いと感じるのは、釣るためにやっているのに、釣れないと面白い(≒悔しい)と思う点です。毎日、物凄く簡単に釣れるのであれば、ここまで執着するということもないでしょうに、釣れないからハマる、という、なんだかよくわからないことをしております。笑


釣りの難しさは、いわゆる魚を掛けて獲るというそのものに限らず、その面白さを誰かに伝える時にも当てはまります。これ程迄私が執着し、人生における貴重なリソースを捧げているということにはいくつかの確固たる理由があるのですが、それを言語化して他者に伝えるということは、非常に困難を極めるのです。長くなりそうなため、改めて、本議題に関してはお伝えしたいと思います。