2018.03.30 14:55漫画の未来はどこに向かうのか昨今、サーバー費用が安くなったことや、法の抜け道が明確に(どこまでがアウトなのかがグレーになっている状態が続く感じ)なってきたことが主要因として、違法アップロードサイトが猛威を奮っております。その一つが「漫画村」というサイトです。すでにご存知の方もいるかもしれませんが、漫画村は完全に無料で、ありとあらゆる漫画が鮮明なPDF画像で読めてしまうという、法的に言うと10000000%、アウトなサイトとなっております。 なお、こちらの漫画村ですがとんでもないアクセス数となっております。Webサイト分析ツールSimilarWebで見てみると、「漫画村」のサイトランキングはなんと日本で31位。 月間利用者数(UU)は約9892万人という数字で...
2018.03.29 14:55嘘と冗談とテクニカルな真実もうすぐ30歳です。人生何歳まで生きるかわからないですが、僕はおそらく寿命ではなく病気によって人生を終えるのだろうという気がしています。なぜならば、父と祖父が病によって倒れているからです。事故にだけは遭いたくない、そう願っております。寿命が仮に90くらいだとして1/3ほど生きたかたちになりますが、最近、あることに気がつきました。僕の非常に短い人生経験の中でも、社会には、嘘と冗談とテクニカルな真実という3種類の伝達方法があることに気がついたのです。「あなたは、まっすぐに生きたいですか?」と100人に質問したら、90%くらいは「はい」と答えるのではないでしょうか。「嘘をつくのはいけないことですか?」と100人に質問したら、どうでしょうか。年齢によって答えが...
2018.03.28 14:55愛情のゆがみ他者を愛すという行動、この行動の根源としては動物の本能にあるのかもしれませんが、成熟した社会においては「どのように他者を愛するのか」という方法論については、「まとも」か「まともじゃない」という尺度によって自動的に判別されていくような気がしています。というのも、ストーカーという例を出して申し訳ないのですが、自分が愛した相手に対して自分を愛して欲しいという欲求がある場合、求愛の手段をどこまで行使するのかということと、相手の都合をどこまで配慮するかという2点が論点となってきます。人口が過密になってきてコミュニティが増えていった結果、SNSなどで目立つ存在以外は人間同士が個と個を識別しないエリアが増えてきました。コミュニティにおける自身の匿名性が高まり、いわゆ...
2018.03.26 14:55「人を見る目」というのはつくづく難しいものだ職業柄、人とお会いする機会が多いのですが、この人は信じられる、この人は怪しい、といったセンサーのようなものが自分の中にもあります。大抵なんらか引っかかりがある人というのは、のちのちになってトラブルに発展したり、最終的に関係が悪化したり、とにかく不利益な事が起きる可能性が高いような気がしており、出来ればそうした人びととは適切な距離感でお仕事がしていけたらな、と願う昨今です。反対側に、この人は良いぞ!と思った人が、実は違ったという例も勿論あります。前職は人と事業を見て投資する仕事だったのですが、どうやら僕は人を見るという能力があまり無いようで、いいぞ!と思った人に痛い目にあったり、こりゃダメだ!と思った人がめちゃくちゃ良かったということが短いキャリアの中で...
2018.03.23 14:55しがらみのマネジメント最近、社会で生きていく上で、自分は何度矛盾と戦わなければならないのだろうか、ということに何度も頭を悩まされます。すごく簡略化して考えると、自分らしく生きるということと、しがらみが増えるということはトレードオフだというのが前提です。それからもうひとつ、しがらみが増えれば増えるほど、言いたいことをストレートに、シンプルに言うことができなくなっていくという前提に立脚しています。外から見ればものすごいスピードで動いているように見える企業も、企業の規模が大きくなればなるほど、意思決定のプロセスが複雑化していく中で、スピードのトレードオフに悩まされているのかもしれません。ステークホルダーが増えれば増えるほどシンプルな意思決定は難しくなっていき、総合的な意思を尊重し...
2018.03.22 14:55ビジネス版死滅回遊先日愛媛の堤防で釣りをしている時、小型の「メッキアジ」という魚が釣れたことがありました。同行者であり僕の釣りの師匠でもある人に聞いた所、このあたりの海域に迷い込むことは死滅回遊といって、黒潮に乗って泳いできた結果、もとの回遊ルートに戻れずに死んでしまう回遊行動とのことです。こうした傾向の魚がいるということを知り、非常に興味深いと感じました。自分自身は回遊ルートを順調に泳ぎ回ってきていたはずが、いつのまにか死ぬしかない海域に着いてしまい、死滅する。同じようなことが、仕事でも言えるのではないでしょうか。海域は、企業の文化です。ある文化に対して強烈に順応していくと、異なる文化(海域)では生きていけなくなってしまうのかもしれません。これまで 10名, 150名...
2018.03.16 14:55モラハラの罠モラハラの定義について調べていて面白い記事を見つけました。この記事では男性からモラハラを受けている女性についての記事でしたが、以下のような特徴がモラハラの定義でした。(1)暴言を吐く 「お前ほんとにバカだよね」「生きてる価値ないんじゃない?」といった人格を否定する言葉や「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」「俺がいなくなったら生きていけないだろ」などと自分の優位性を誇示し、見下したような発言がこれに当たります。 (2)無視をする 喧嘩をすると数時間~数日はお互いに口をきかなくなるカップルもいるかと思いますが、そういう場合は除きます。喧嘩が発端だとしても ・数カ月にわたって無視をする状態が続く ・それが喧嘩のたびに繰り...
2018.03.12 14:551人のハスラー vs 8人のサラリーマン”会議をする時、1枚のピザを分け合えない人数では行ってはいけない”というルールを聞いたことが在る方もいらっしゃるのではないでしょうか。何か物事を決める時、最も早い方法は1人の最終意思決定者が全責任を持って意思決定することです。例えるなら、中華人民共和国の習近平体制のようなものでしょうか。反対に、最も時間をかけるには、可能な限り多くの人員を会議に投入し、議論を続けることです。最終意思決定者は置かずに(置いても良いが、会議には参加していない方がより議論を続けることが出来るので望ましい)なるべく会議への参加者が等しい議決権を持って参加しているという状態を創り出すとよいでしょう。スタートアップはほとんど場合、1人の社長(代表取締役CEO)が全ての意思決定を行...
2018.03.02 14:55あなたが持っている「特別な何か」とは?先日採用に関わる機会があり、ふと自分自身と会社の仲間を見渡して、「特別な何かを持っていることの重要性」について、考えが及びました。面接でタフな質問をしたわけではないのですが、いつか、自分が「特別な何か」を証明する必要性に迫られた時に、何が言えるだろうか?ということを考えていました。例えば、とある会社は特別な人材を多く排出している。だから、その会社に(その時期に)所属していたということは、社員は「特別な何か」を持っている。(もしくは、可能性が高い。)という考え方もあります。あるいは、資格や学歴といった表明の方法もあるでしょう。他人からの評価、レピュテーションによるものもあるでしょう。重要なポストになればなるほど、転職時にレファレンスチェックが入ってくる可...