自分が会社を幸せにするということ

前職のボスから、主従の主になりなさい、という教えを頂きました。これはどういう事かというと、世の中には、主語と述語のように、主体と客体(述=従う)があり、仕事においても、事業提携においても、主従の関係は自然と出来るものであり、避けられないもの。その中で、当社でもよく言いますが、流されるのか、流れを作るのか、でいうと後者。変化を起こされるのか、変化を起こすのか、でいうと後者の考え方をいかに実践できるかという事。事業提携、受託、あらゆる点において、「不可逆」である状態は作るべきではありません。つまり、元に戻ることができないもの、例えば第三者割当やエクスクルーシブな契約などは、特に慎重にならなければなりません。それは、主従の主たり得なくなる可能性を秘めているからです。


自分自身が主で在れている人は、自身の役職に関わらず、幸せな人生を送れていると感じます。一般に、人は、時代に流されない人を、同調圧力によって、自分たちと同じ方向に流そうとします。そうした人は、時には、人から嫌われるかもしれません。鬱陶しがられるかもしれません。ただし、その時に立ち向かう勇気を持つこと。自分の人生は自分が生きているのだと、胸を張って、NOということ。厳しいことを、きっちりと言うことが重要です。


私たちはサークル活動をしているのではありません。経済活動をしているのです。私は、関わる人々に表面的に好かれるためではなく、経済活動を通じた未来の実現を早めるために生きていきます。それが結果的に、関わる人々を幸せにできるということを信じて。