暦という概念に対する変化

2016年の営業日が締まりました。この1年、非常に様々なことに取り組んできましたが、最も大きなインパクトがあったことは、考え方が変化したことでした。それは、常に有事である状態で考えているということです。ベンチャーである以上、明日なにが起きるか分からない状態で、1日1日が生きるか死ぬかの戦いです。そうこうしているうちに、1年が過ぎ去っていきました。毎年、年末にはその年を振り返り、年始にはその年の抱負を決めていたのですが、特に今年はそういったことを行わず、いつもの休日のように料理を作り、ランニングをし、本を読み、映画を見て過ごしました。常に現在過去未来を振り返りながら考えて動いているためか、特に年末だからといって、新たな感情が起きることがなかった、というのが非常に面白い変化でした。そもそも1月1日が正月であるというのは日本だけであって、中国は春節、タイにもベトナムにもそれぞれの New Year があります。年末だからといって暴飲暴食することが許可されているわけではないし、1月4日(当社の営業開始日)だからといって、新たな何かに取り組む勇気が授けられるわけではありません。1日1日が、勝負です。